先代社長の故郷である岩手県大船渡市末崎町は2011年3月11日、東日本大震災にみまわれました。
震災後現地に入った私達はその悲惨な現状を目の当たりにし、悲しみと同時に大きな衝撃を受けました。
そんな中、先代社長が設計し、親戚の方が住んでいたコンクリート住宅が海岸沿いにポツンと残っているのを発見しました。
その建物を見た時、津波被害を想定し、この地域では珍しいコンクリート住宅を建てた先代の思いを痛感し、感動すら覚えました。
岩手県大船渡市細浦、その「北の都」は“北都“建設の名前の由来にもなっています。
この震災で残った建物や先代の思いを壊すことなく、この建物を残しての復興をサポートすることが北都建設としてできる支援ではないかと考えました。
幸いにも所有者様も同じ気持ちを持って下さり、この復興支援計画が2013年11月よりスタート致しました。